発達障害傾向ですが、「営業」できました。

毎日ひとにキレられていた私が、「人間」らしいコミュニケーションを身に着け、「営業職」として働けるようになるまでの話と、試行錯誤の記録。

子供のころ(4)

自分がみんなと同じことをしても非難されないか、周囲に仲間と思ってもらえるかどうかを試したかった私は、授業中に「トイレに行きたい」と言うことで、彼らの反応を確かめようとしました。

 

ところが先生は、私の発言を聞くなり、目を三角にして「そんなことを言う子は、幼稚な子なんだ!がっかりした!なんて自覚がない子だ!」とひどく怒られたのです。

 

私はその言葉を聞いた瞬間、雷が落ちたように恐ろしく、そして辛い気持ちになりました。「え?みんなのことはあんなに優しく許しているのに、何故わたしだけ強く非難されなければならないの?」今でも、思い出すと涙が出そうになります。

 

いま思えば、この先生は先生なりにお考えがあってお叱りになったのかも知れません。ただ、その時の私にとって.この出来事は「他の子は肯定され、私は否定される」ということを、あたかも事実のように印象付けるものとなってしまいました。

 

それでも、私はその後もこういったトライを行いました。しかし、やはりこの「事実」が覆ることはありませんでした。どんなに時間が経っても、私が他の子供たちと同列であるという感覚を持つことは、できませんでした。

 

こんな感覚の中、私はできるだけ自分から彼らとコミュニケーションを取るのはやめようと思いました。ただ、相手から話しかけてくれた時は、嬉しかったです。私は今に至るまで、こんな「受け身」のコミュニケーションスタイルから抜け出すことが出来ていません。

 

ちなみに、仕事上では訓練の結果、他の人と遜色ないコミュニケーションが出来るようになりました。ただ、どうしてもプライベートでは元々の性質が出てしまい、必要以上に人と関わるのは避けています。