発達障害傾向ですが、「営業」できました。

毎日ひとにキレられていた私が、「人間」らしいコミュニケーションを身に着け、「営業職」として働けるようになるまでの話と、試行錯誤の記録。

子供のころ(2)

前回は、親から見てまだ許せる「変なところ」をお話ししました。

その続きとして、今回は彼らが「直さないとマズイ」と感じたであろう部分について、お伝えしたいと思います。

 

子供の内に直さないとマズイこと。いくつかあると思いますが、私の場合はとにかく「口の悪さ」が大問題でした。

 

いま思い出しても猛省するばかりですが、私は幼児の頃から度々「そんなことを言うもんじゃありません!」と叱られてばかりでした。一体、言葉を覚えたての小さな子が、どんなヒドいことを言っていたのか…

 

はっきり覚えているエピソードが、幼稚園でのことです。

ある時、母が車で迎えに来てくれました。すると、仲の良かった女の子が、外から私に手を振ってくれました。

 

最初は嬉しかったのですが、私の車が遠ざかってもその子がずっと手を振っているので、私はだんだん疲れてきました。そこで一言、「しつこい女だなぁ」なんて言ってしまったのです!

 

当然、母から「なんてこと言うの!ダメでしょ!」と叱られました。私の場合、語彙がやや大人びていたこともあり、余計に違和感を感じたようです。彼女からすれば、こんなことを日常的に言うようでは、一体将来どうなるのか…と心配しただろうと思います。

 

その時は、素直に謝りましたし、確かにまずかったなぁ、と怒られてすぐ理解しました。ただ、この「"客観的に見れば絶対言ってはいけないこと"をつい言ってしまう」という癖は、大人になってもなお、私を苦しめました。そして、それは人から嫌われ、次々と絶交されるきっかけとなったのです。

 

私の抱えていたこの問題は、自分なりに噛み砕いて説明すると、こんな内容です↓

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・他人から発言を注意されたら、確かに言ってはいけないことだったと理解はできるし、反省する

(例:「その服ダサいね」「(作った本人の前で)この料理マズイ」など)

・しかし、その瞬間の状況に対して、その発言が不適切だという判断ができない。

・だから、つい言ってしまう。

・周囲から見れば、「言う前に発言の善悪を考えない、無思慮な/空気の読めない人だ」と思われてしまう。

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大人になってから知能検査を受け、この原因もある程度明らかになりました。それにより、人から嫌われずに済む対策も立てられるようになったのですが(たまに素が出て人をびっくりさせますが、愛嬌程度に抑えられています)、この癖には本当に苦しめられたので、子供の頃に対策できていればなぁ…と思うこともあります。ただ、子供はもともと奔放なもの。周囲の人からは、これが将来本人を苦しめ続けるとは、なかなか想像がつきにくかったのかも知れません。