発達障害傾向ですが、「営業」できました。

毎日ひとにキレられていた私が、「人間」らしいコミュニケーションを身に着け、「営業職」として働けるようになるまでの話と、試行錯誤の記録。

子供のころ(1)

コミュニケーションのコツについてお話しする前に、まず私が一体どんな人間か、簡単にお伝えしたいと思います。

 

子供の頃から、私はとても「変わった子」でした。

 

母が言うには、3歳くらいからその兆候があったそうです。まず目についたのは、「周囲への無関心」と「集中し過ぎ」でした。

 

例えば、複数の幼稚園と合同で遠足した時のこと。大抵の子は、みな同じ幼稚園の子同士集まってお弁当を食べているのに、私は一人でぽつんと座っていた。しかも、全く周りを気にする様子もない。それを心配した先生から、母に報告があったそうです。

 

また、こんなこともありました。小学校1年の時のこと。私は本が大好きな子供だったのですが、ある日、図書室での読書に夢中になるあまり、なんと授業をすっぽかしてしまったのです!

この時の記憶が薄っすら残っているのですが、始業のチャイムが聞こえず、「あれ、今何時だっけ?まぁ、いいか…」とそのまま読書を続けたのを覚えています。今となっては、恥ずかしい話ですが…

当然、心配された先生から母に連絡があったのですが、母は「そんなに読書が好きなのかしら。変なの」と思ったそうです。

 

ただ、こういったことは、親から見て支障を感じるというより「ちょっと変わってるなぁ」と思う程度だったそうです。

実は、親をとても困らせることが、他にありました。(次回に続く)

 

自己紹介

はじめまして。

私は最近、発達障害(アスペルガー)の傾向があると分かった女性です。

 

社会人として働くなか、どうしようもない「壁」を感じ、立ち止まった時にようやく自分がなぜ「周囲と同じことが全くできない」のか、その原因を知ることができました。知能検査の結果が、物語っていました。

 

検査結果は、 WAIS-Ⅲ※にてVIQ131、PIQ98。知覚統合が特に低く、下位検査の結果も凸凹だらけ。特に「空気を読む」能力が飛び抜けて低い、というものでした。

 

また、こういった特性により、変化への対応が効かず、自分自身をコントロールできないことで、これまで生活・学業・仕事面でとても辛い毎日でした。ただ、学校の成績がよく、進学にも問題なかったため、親しい人にすら「ただ性格に難があるだけ」と思われてきたのです。

 

こういった人生でしたが、今ようやく、自己制御の術を覚え、人並みに近い生活ができようになってきました。精神面でも、長年の足枷が外れたような、安定した状況を維持できています。

 

 

これから、そんな私が経験した日々と、もがきながら身につけたコミュニケーションのコツを、少しずつお伝えできればと考えています。

 

もちろん、「生きづらさ」には色々な種類があるでしょうし、私と全く違うタイプの方も多いかと思います。

それでも、少しでも、私の経験が誰かの役に立てるなら嬉しいです。

もしよければ、読んでみて下さい。

 

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脚注:

※臨床心理の現場で広く使われていると言われる知能検査。言語性IQ(VIQ)、動作性IQ(PIQ)、全検査IQ(FIQ)のほか、言語理解の度合いや作業処理速度なども数値的に測定できる。これにより、個人の各認知能力の発達度合いがある程度把握でき、それに応じた対策が立てやすくなる。

 

キーワード: 発達障害アスペルガー、拒食症、過食症、鬱、チック、睡眠障害

(2018/1/6 一部加筆)

(2018/1/7一部加筆)